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展示室2 「戦前黄金時代」
 第1次と第2次の世界大戦の間は、いわば束の間の平和な時代でした。大震災や世界恐慌という大きなマイナス要素もあったものの、技術と経済の進歩は、それを吹き飛ばすような勢いで新たなサービスを生み出していきました。
 こうした過程ではスピードと快適性が主に追求されましたが、当時が今日と違うのは、均質なサービスをあまねく提供するという没個性的で面白味のない方向に走ることなく、むしろ多様な様相を見せる方向に作用していたように思われるということです。
 この展示室では、志を抱いて事業に乗り出した実業家の姿・変わった乗り物・今はなきサービスなど、この時代に開いた様々な「花」を、時刻表を通じて紹介しました。
昭和の大礼の「御召列車」ダイヤ

日本最初の定期航空は関西から


●モダン・タイムス

サービスの時代−超特急「燕」そして三等寝台車登場

世界的観光地・箱根への国際バス路線

日本初・元祖スチュワーデスを乗せた航空会社

高速ディーゼル特急が都市間輸送をスピードアップ

南紀の珍交通機関「プロペラ船」

箱根行き・元祖ロマンスカー登場

人気の観光地・大島へ流線型「橘丸」で

インダストリアル・デザインと機関車


●都市と地方

利根川水系の河川交通

ホノルル発・車窓に広がる太平洋

懐かしの高原列車−草軽電鉄


地域密着・山陰にはばたいた幻の民間航空会社

私鉄黄金時代−南海電車との激闘

私鉄黄金時代−伊勢まいりの高速電車

水の都の観光は水上から

北海道の辺地を走った殖民軌道

戦火に消えた幻の軽便鉄道


●情報・物流の時代の夜明け

民間航空草創期のパイオニア・新聞航空

航空郵便が大洋を越えた

航空郵便でスピードアップ

阿摂航路に乗り出した商人パワー

「宅扱」が目指した鉄道貨物輸送のサービス向上

日本の産業を支えた貨物船隊


●季節を映す旅路

愛称つき臨時列車がはこぶ夏の夢

温泉へは直通列車で

琵琶湖行直通列車とスキー船

瀬戸内海を往来した近海航路の客船たち

豪華客船が東洋諸港を結んだ最後の夏
鉄道省 東京鉄道局(1928)

日本航空輸送研究所(1934-38)




鉄道省 大阪鉄道局(1930-31)

富士屋自働車(1931)

東京航空輸送(1931)

ドイツ帝国鉄道(1933-36)

熊野川飛行艇(1935)

小田原急行鉄道(1936)

東京湾汽船(1937)

ペンシルベニア鉄道(1939)




銚子汽船/東京通船(1920)

オアフ鉄道(1921)

草津電気鉄道(1928)
軽井沢町観光課(1939)

日本海航空(1932)

阪和電鉄(1932)

大阪電気軌道・参宮急行電鉄(1932)

大阪市(1937)

鉄道省 稚内運輸事務所(1938)

沖縄県(1938)




朝日新聞社 東西定期航空会(1928)

ルフトハンザ航空(1935)

逓信省?(1936)

阿波国共同汽船(1936)

鉄道省 東京鉄道局(1937)

三井物産 船舶部(1937)




鉄道省 東京鉄道局(1934)

南海電気鉄道(1935)

京阪電気鉄道(1937)

大阪商船(1937)

日本郵船(1940)
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