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Emperor's special train 大礼御召列車運転に伴フ 京浜山手線電車運行表
1928(昭3)年11月
東京鉄道局 運転課 
(鉄道省)
228mm×105mm 11折
昭和の大礼の「御召列車」ダイヤ

京都行き特別列車
 元号が昭和に改まって約2年後、天皇の即位の礼と大嘗祭が、京都で挙行されました。天皇の移動は「御召列車」と呼ばれる特別列車によって行われており、左は、その時の御召列車の時刻が表示された、京浜・山手線のダイヤグラムです。

最優先で運転
 この時の昭和天皇は、11月6日朝8時に東京を発ち、途中名古屋に一泊し、翌7日に京都入りしています。ここには東京・横浜間のダイヤが記載され、前後の列車が運休になったり、対向する列車が臨時停車(又は最徐行)している様子が読み取れます。

 これは、当局が公式に発行し、関係者が使用したもののようですが、一日の特別運転にこれだけ手の込んだものを用意したところに、当時の感覚がうかがえます。


左は御召列車の横浜までの時刻。
この時の運転では、横浜の先は名古屋に一泊し、京都まで走りました。

上は御召列車が赤線で表示された、変更ダイヤ。
前後の列車が運休し、対向列車も時間調整している様子がわかります。
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