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展示室6 「冷戦の中で」 | ||
大戦の終結とともに、世界は新たな構図に直面します。アメリカとソ連というふたつの超大国を中心とする、東西対立です。特に欧州と、日本を中心とする東アジアは、このイデオロギー対立の接点として、軍事的・政治的に緊張を強いられました。 1960年代、国内の時刻表からは、高度成長を謳歌する豊かな時代の到来ばかりが感じられます。しかし世界に目を向けると、ミサイルと銃口を向け合い、軍事技術を高め、いつ核戦争が起こるとも知れぬ恐怖と同時に、そのような対立からの和解を人類が希求していた時代でもありました。こうした時代を物語る資料を展示しています。 |
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●東西陣営の最前線 流動する新・世界秩序を時刻表にみる 東西ドイツを走り抜けた米軍専用列車 米軍基地とともに生きる地域 オキナワの長い戦後 世界を揺さぶった島国 大国の狭間で展開された非同盟外交 周辺国に翻弄されつづけたバルト3国 「陸の孤島」と呼ばれた分断都市 文化大革命の時代 沖縄の空は日の丸の翼で ●地球を小さくする者が世界を征する ベルリン封鎖−米軍の機動力を支えた航空輸送部隊 世界初のジェット旅客機の登場と教訓 アメリカに先んじて就航したソ連ジェット 大西洋横断に本格的ジェット機就航 軍隊輸送を考えて造られた史上最速客船 宇宙開発を支えたNASA関係者用航空便 ●「鉄のカーテン」を越えて オーロラの旅路−北極回り空路の登場 極寒をゆく大陸横断鉄道 日ソ交流のパイプを担ったナホトカ航路 西側航空会社初のシベリア空路 中央アジアの草原を翔ぶ−北欧〜東南アジア直行便 撃墜−サハリン沖に消えた大韓機 ●勝利なき戦いの記憶 安息の地への直行便「R&Rフライト」 戦火の果てに消えたエアライン−そして復興 |
パンアメリカン航空(1947) 米陸軍 第8運輸交通統制グループ(1951) 富士山麓電気鉄道 御殿場出張所(1952) 琉球海運(1956-68) キューバ航空(1957) インド航空(1960) アエロフロート・ソ連航空(1962) ベルリン市交通局(1965) 中国国鉄 鄭州鉄路局 革命委員会(1969) 南西航空(1971) ATC/MATS(*1)(1946-55) BOAC-英国海外航空(1953) アエロフロート・ソ連航空(1959) パンアメリカン航空(1958) ユナイテッド・ステーツ・ラインズ(1960) NASA-アメリカ航空宇宙局(1961) エールフランス(1958) ソ連国鉄(1962) ソ連極東船舶会社(1966) 日本航空(1969) スカンジナビア航空(1970) 大韓航空(1983) パンアメリカン航空(1969) エア・ベトナム(1970-74)、ベトナム航空(1984) |
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(*1) ATC : Air Transport Command, MATS : Military Air Transport Service