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SAILING SCHEDULE AND TARIFFS 1966(昭41)年10月 FAR-EASTERN STEAMSHIP COMPANY (旧ソ連) 242mm×105mm 四つ折 (出港スケジュールは別紙添付) |
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日ソ交流のパイプを担ったナホトカ航路 シベリア横断鉄道へ連絡 戦前、欧州を目指す旅人が通った日本海横断の日ソ航路は、大戦とともに一旦絶えてしまいましたが、1956年(昭31)の日ソ国交回復を受け、1961年(昭36)より再開されました。そして、冷戦時代という厳しい情勢でありながら、政治的・経済的な人の往来で重要な役割を果たしてきました。 ソ連の発着港は、ウラジオストックが軍港となったことでナホトカに変更され、シベリア方面へ往来する日本からの旅行者にとって長らく馴染み深い都市となります。(現在では、ソ連邦崩壊を受けて、ウラジオストックは再び外国人に開放されています。) |
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「バイカル」「ハバロフスク」「トルクメニア」の3隻で、夏季は週1便・冬季は月1・2便が運航されていました。 ナホトカ・横浜間の所要時間は、52時間だったことがわかります。 |
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