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時刻表 1962(昭37)年3月? AEROFLOT (旧ソ連) 202mm×120mm 20頁 |
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周辺国に翻弄され続けたバルト3国 独自文化vs躍進する巨大連邦 ソ連国営航空「アエロフロート」の、エストニア版時刻表です。 バルト3国といわれるこの地域には元々、独自の部族が住んでいましたが、中世以降は各国の思惑から侵略を受け続けることとなります。そして、親ドイツ政権であった1940年(昭15)にはソ連邦に強制編入されました。 自然に、当時ソ連唯一の航空会社であったアエロフロートの路線が伸びることとなりましたが、この時刻表はそうした複雑な背景を象徴するように、表紙など一部はエストニア語とロシア語で表示されています。 その後独立運動の高まりとともに、エストニアは1991年(平3)夏にソ連邦から離脱し、これは後の連邦解体の端緒を象徴する出来事として記憶にまだ新しいところです。 |
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時刻表の巻頭・「連邦内航空路線」と題された部分。ここはロシア語でのみ書かれています。 上図はその中から、モスクワ発リガ(ラトビアの首都)経由タリン(エストニアの首都)行きの便の時刻です。 他に、エストニア国内便の時刻が多数、掲載されています。 363便 モスクワ 14:35発 → リガ 17:20着/18:10発 → タリン 19:15着 (機種:IL-14) |
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関連項目 アメリカに先んじて就航したソ連ジェット(アエロフロート、1959年) |
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