リンク・メディア- LINKS and MEDIA

旅行・交通史系サイトへのリンク

失われた日本のホテル
 明治時代以降、日本各地には、すぐれた設備とサービスをもつホテルが数多く開業しました。しかし、それらの中には今日では営業をやめ、また建物も残っていないものも少なくありません。絵葉書や荷物ラベルなどで、そうしたホテルたちが健在であった、懐かしく輝かしい時代を振り返るサイトです。
 プロデュースは虚々実々さん。
三菱大夕張鉄道保存会
 石炭が「黒いダイヤ」と呼ばれた時代、日本各地には多くの「炭鉱鉄道」があり、それらのほぼ全てが廃止されてから久しい時が経ちます。本サイトでも、北海道の「夕張鉄道」の時刻表を紹介しています。
 そうした鉄道の代表格であり、夕張鉄道のお隣さんの「三菱大夕張鉄道」のかつての車両たちの保存活動を行っている団体のサイトです。
戦時下に喪われた日本の商船
 海運国・日本を支えた多くの商船は、第2次大戦での軍の任務中に攻撃によって喪われ、乗組員と共に再び母港に還ることができませんでした。こうした商船たちの足跡を、鎮魂の思いをこめて遺すサイトです。(当館からも資料協力)
 管理人の田中さんによると、「若い人に是非読んでほしい」とのこと。
本州鉄道
 マーシーさんの「フィリピンの鉄道と鉄道模型と実物のページ」。(当館からも資料協力)
 フィリピンの鉄道に関する現況写真や情報量は随一です。途上国の鉄道調査では、地道な努力と時には体当たり精神も必要ですが、その思い入れが感じられます。当館には、戦後間もない米軍管理時代のフィリピンの鉄道の時刻表を掲載していますが、その資料に目を留めていただいた縁で、画像を提供させていただきました。
椎野吾一の鐵道博物館
 編集記者を職業とする椎野吾一氏が、長年の鉄道趣味の成果を公開されているサイト。懐かしく迫力ある蒸気機関車の写真や、貴重な鉄道部品コレクションの数々は必見で、まさに「博物館」の名がふさわしい、見ごたえのある内容です。
 当サイトも紹介された、JTB発行の『鉄道ファン生態学』(下記参照)にも掲載されています。
北海道観光大全
 北海道の観光情報について紹介した、鬼峠さんのサイト。現地直送情報が充実。リンク集では、北海道に関連する鉄道趣味系のサイトが数多く紹介されています。
nag's Gallery
 民間機・軍用機の細密イラストが絶品。特に、過去の名機を多く取り上げ、主要機種については複数のバリエーションの塗装を再現しているところも、ツボを得て感涙モノです。別館として、昭和3・40年代にかけての日本の航空会社のパンフレット類の展示もあり、当館と合わせてご覧頂くと一層理解が深まると思います。
駅弁の小窓
 駅弁ファンによる、駅弁のことならなんでも・・・というサイト。「駅弁ノスタルジア」のコーナーでは、戦前から戦後にかけてのヴィンテージな駅弁掛紙を多数展示。
南西航空写真館
 南西航空(現・日本トランスオーシャン航空)をこよなく愛する人々のためのサイト。機体の写真から各種グッズまであらゆる画像を掲載。時刻表も展示。

上記以外の個人や団体サイトへのリンク

私たちの40年!! あるぜんちな丸同船者寄稿集
 多くの海外移住者を運んだ南米航路については、当館でもいくつか資料を紹介しています。このサイトは、大阪商船の「あるぜんちな丸」第12次航(1962年5月11日サントス港下船)で南米に渡った方々が、移住40周年を期に、そのあゆみを皆で残そうとの企画ではじめられたものです。(当館からも資料協力)
 「同船者全員の資産として共有、後世に残して行く事、民族の移動、移民、移住問題、個人の人生の選択等に関心を寄せる人達、特に海外に夢を馳せる若い人達に読んで頂ければとの気持ちでホーム・ページとして充実させて行きたいと念願します。 」(ブラジル在住の管理人の和田さん談)
船乗りたちの歌・柳河勇馬web文庫
 ペルシャ湾と日本を結ぶ大型タンカーの船長として活躍された筆者が、その長年のエピソードを綴ったエッセーを公開しているサイト。海の上、しかも旅客のいない貨物船という世界での生々しい体験は大変興味深いものです。
穴守稲荷神社
 戦前は、現在の羽田空港の敷地に相当する場所に鎮座して名所として賑わい、終戦とともに空港拡張工事で立ち退きを余儀なくされた歴史を持つ神社。当サイトの企画展「羽田空港の歴史」で、その在りし日の姿を紹介しています。館長所蔵資料の提供が縁で、相互リンクさせていただくことになりました。
おもしろ・なつかし・ヘンなもの
 観光地で売られていた珍お土産品や、キミョーで懐かしい品物を集めたビジュアル博物館。古くて使えない「時刻表」もその仲間かも!?

その他のサイト

CYBER STATION
 本サイトのプロバイダーです。JRをはじめとする鉄道系や、観光系の情報が充実しています。

メディアや研究等への協力・館長著書

雑誌『男の隠れ家』 2002年2月号
特集:個室列車の旅 あいであ・らいふ刊 \680
(税込)
 『幻の時刻表を辿る』と題して、戦前のシベリア横断「欧亜連絡ルート」についての記事があります。館長が当時の時刻表等の資料を提供し、談話取材を受けました。(2001/12発売)
岩波講座 近代日本の文化史(全10巻・別巻1)
[6] 拡大するモダニティ 
1920-1930年代 2 岩波書店刊 \3,200(税別)

 『「楽土」を走る観光バス −1930年代の「満洲」都市と帝国のドラマトゥルギー−』と題された、高 媛氏(東京大学大学院)の論文に、当館所蔵の「満洲の観光バス案内」等が基礎資料として使用されています。執筆者は中国から留学し、旧植民地における「観光」の意味をテーマに研究を続けている方です。(2002/6発売)
鉄道ファン生態学 (マイロネBOOKS)
日下部みどり子
 JTB刊 \1,000(税別)
 鉄道ファン個人が運営するホームページをジャンル別に100あまり紹介。「コレクション党」に当館が紹介されています。(2002/10発売)
雑誌『彷書月刊』 2003年8月号
特集:満洲のツーリズム 弘隆社刊 \600
(税別)
 戦前の満洲における観光にスポットを当てた特集。数本の記事の中の一つとして、『旅行パンフレットが語る満洲』というタイトルで、館長の拙稿が掲載されています。(2003/7発売)
集める! 私のコレクション自慢 (岩波アクティブ新書107)
岩波アクティブ新書編集部
 岩波書店刊 \760(税別)
 様々なコレクターが自慢のコレクションを紹介する一冊。『時刻表で20世紀の歴史をよむ』と題し、拙稿が掲載されています。(2004/3発売)

 残念ながら、2004年12月をもってシリーズ廃刊となりました。
NHK 首都圏ネットワーク
 「中村次郎の気象探偵団」コーナー2004年3月8日放送分『東京湾岸の風』に、穴守稲荷神社の絵葉書を資料提供。
週刊デル・プラド・コレクション『世界の航空機』
デル・プラド・ジャパン刊(扶桑社発売) \1,490
(税込)
 NO.4「ボーイング307 ストラトライナー」、NO.5「川西式4発飛行艇」に、当館所蔵資料を提供。(2004/7発売)

 残念ながら、2004年11月をもって出版社倒産・廃刊となりました。
展示会『北海道と福島県交流200年記念特別企画展示』
(主催/福島県・北海道・財団法人自治総合センター)
 2004年7月17日(会津大学)および7月19日〜25日(コラッセふくしま)にて開催された展示会に、北海道の殖民軌道に関する当館所蔵資料を提供。
のりもの選書15 伝説のエアライン・ポスター・アート
イカロス出版刊 \1,857
(税別)
 1920年代から60年代にかけての世界各国の航空会社のポスターを、エアライン・ポスター収集家の代表格である、故Don Thomas氏のコレクションで紹介。Part2として、拙稿『時刻表から読みとるエアライン史』が掲載されています。ほかに、帆足孝治氏による機種解説も。(2005/5発売)
展示会『地図が教える郷土の変遷 〜未来を拓く つくばの路〜』
(主催/国土地理院)
 「つくばエクスプレス」開業を記念し、2005年6月5日〜7月24日に国土地理院・地図と測量の科学館(つくば市)にて開催された展示会に、昭和初期の利根川航路に関する当館所蔵資料を提供。
東京MXテレビ 『新・東京百景』(毎週土曜夜10:00〜)
 2005年9月24日放送分『羽田』に、穴守稲荷神社の絵葉書を資料提供。
北海道新聞 文化面
 2006年3月28日〜29日夕刊連載の『ヤルタ協定の中の東支鉄道』について取材協力・談話掲載。
文献探索 2005
深井人詩編・文献探索研究会発行 金沢文圃閣刊 頒価\2,000
(税別)
 書誌・書誌論専門誌。限定出版につき、全国主要図書館に所蔵。『「時刻表」発掘という終わりなき旅路』と題して、拙稿を掲載。(2006/5発売)
展示会『客船クイーンエリザベス2と横浜港の30年』
(主催/横浜マリタイムミュージアム)
 「2006年9月23日〜11月23日に横浜マリタイムミュージアムにて開催の企画展に、当館所蔵のQE2登場時の就航予定表実物を提供。
荒野へ 鮎川信夫と『新領土』T
中井晨
 春風社刊 \9,333(税別)
 作家・島崎藤村が、国際ペン大会に参加したのち、1937年に欧州航路で帰国した際の行程についてアドバイスを実施。(2007/1発売)
雑誌『エアライン』 2007年4月号
特集:栄光の001便物語 イカロス出版刊 \1200
(税込)
 特集記事中の『ファーストナンバーの知られざる真実 JAL001便伝説』等に、当館所蔵資料が掲載されています。(2007/2発売)
研究報告『新居浜の航空路回顧』
 昭和30年代から40年代初頭にかけて、日東航空(のち日本国内航空)は、水陸両用機を使用して大阪〜別府間に瀬戸内海線を運航していた。その寄港地であった新居浜に近い、愛媛県総合科学博物館が実施した研究に、当館所蔵の時刻表類を提供。また、同年1月に同館が実施した当該研究に関わる小展示会で復刻配布された、日東航空「空のしおり」の元資料を提供しました。(2007年3月発表)

 なお、本研究報告は愛媛県立総合科学博物館のウェブサイトからダウンロード可能です。
雑誌『エアライン』 2007年5月号
特集:雑学的エアライン講座 イカロス出版刊 \1200
(税込)
 特集記事中に『時刻表で見る日本航空史』として、愛称つき航空便に関する館長拙稿と当館所蔵資料が掲載されています。(2007/3発売)
市民のオルガン 小船幸次郎と横浜交響楽団
横浜交響楽団
編著 神奈川新聞社刊 \2,381(税別)
 戦前から戦後にかけて活躍し、アマチュアオーケストラ「横浜交響楽団」の育成に尽力した作曲家・小船幸次郎氏が1939年に渡欧した際の行程に関する調査に協力。(2007/6発売)
雑誌『エアライン』 2007年10月号
特集:栄光のジャンボJAL747-200B イカロス出版刊 \1200
(税込)
 特集記事中に『懐かしの時刻表で振り返る747クラシック黄金時代』として、館長拙稿と当館所蔵資料が掲載されています。(2007/8発売)
展示会『愛媛の航空路 今昔』
(主催/愛媛県総合科学博物館)
 2007年10月6日〜12月2日に愛媛県総合科学博物館で開催された企画展に、日本航空輸送研究所のパンフレット等、当館所蔵資料を多数提供。
雑誌『エアライン』 2008年2月号
特集:革新!変身!国内線 イカロス出版刊 \1200
(税込)
 特集記事中に拙稿『ANA時刻表変遷史』が掲載されています。(2007/12発売)
時刻表世界史 時代を読み解く陸海空143路線
曽我誉旨生
 社会評論社刊 \2,800(税別)
 初の館長単独著書。ユーラシア大陸を振り出しに、ヨーロッパ、アメリカ、太平洋を渡ってアジアへ。西回りで世界を一周しながら、古今東西の陸海空あらゆる運輸事業者が発行した「時刻表」の中に、世界が辿ってきた100数十年の歴史を探る。(2008/9発売)

 詳細内容ならびに書評は社会評論社オフィシャルサイトをご覧下さい。
プロが教える飛行機のすべてがわかる本
鈴木真二
監修 ナツメ社刊 \1,500(税別)
 飛行機のつくり方から飛ばし方までを徹底図解。日本の航空史を取り上げたコラムに、パンフレットや絵葉書などの資料を提供しました。(2009/2発売)
世界のビジネスクラス (イカロス・ムック)
イカロス出版刊 \2,400(税込)
 『最新のトレンドが示すビジネスクラスの最新流儀や、いまもっとも先端を走るビジネスクラスの詳細仕様まで、世界のエアラインのビジネスクラスを網羅解説。』 ビジネスクラス変遷史として「エグゼクティブクラス」に関するパンフレット等の資料を提供。(2009/6発売)
ナショナル ジオグラフィック日本版 2009年10月号
日経ナショナル ジオグラフィック社
刊 \980(税込)
 連載記事「HISTORY」で日本航空輸送株式会社を取り上げるにあたり、館長が談話取材を受けました。(2009/9発売)
ヴィンテージ飛行機の世界
鈴木真二
監修 夫馬信一編著 PHP研究所刊 \1,400(税別)
 東京オリンピックの聖火輸送やビートルズ来日など、戦後の日本民間航空史を彩った数々のエピソードを、関係者の証言から紐解く貴重な一冊。館長は過去のフライトスケジュール考証に協力したほか、関連する写真・パンフレット類を提供。(2009/9発売)
ニセドイツ1 ≒東ドイツ製工業品
伸井太一
 社会評論社刊 \1,900(税別)
 『勝手に東ドイツ国営企業カタログ!! 紙でできた車、注文してから17年後に納品される高級車、国産コンピューター・ロボトロン、ニセルフトハンザ、ニセBMW等々』さまざまなトピックを通じて、旧東ドイツの政治・生活・文化・産業を浮き彫りにする一冊。当館より、東ドイツ国営航空「インターフルーク」に関する各種資料を提供しました。(2009/10発売)
日本鉄道旅行地図帳<歴史編成> 満洲 樺太
新潮社刊 \680(税込)
 大ヒットを記録した「日本鉄道旅行地図帳」シリーズで長らく刊行が待たれていた外地編。満鉄の列車編成表など著者所蔵資料を提供したほか、一部記述の検証を実施。(2009/11発売)
日本鉄道旅行地図帳<歴史編成> 朝鮮 台湾
新潮社刊 \680
(税込)
 「満洲 樺太」編と同様、著者所蔵資料を提供したほか、一部記述の検証を実施。(2009/11発売)
満洲朝鮮復刻時刻表 附・台湾 樺太復刻時刻表
日本鉄道旅行地図帳編集部編 新潮社刊 \2,800(税別)
 日本鉄道旅行地図帳<歴史編成>刊行を機に、これまでなかなか目にする機会のなかった外地発行の時刻表が復刻発売! 「満洲支那汽車時間表」(昭和15年8月)および、「樺太国有鉄道列車時刻表」(昭和10年4月)の原本を提供。(2009/11発売)

 「波」2009年12月号(新潮社)に掲載されている館長執筆による書評・エッセイは新潮社のウェブサイトをご覧下さい。
NHK−BS2 『日めくりタイムトラベル』(土曜夜8:00〜)
 2010年2月14日放送分『昭和41年』に、当時の全日空のパンフレット等を資料提供。

[ 館内案内に戻る ] [ サイトのトップへ ]

(C) Copyright tt-museum 2001-2009. All rights reserved.