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空のしおり 1961(昭36)年7月? 日東航空 138mm×187mm 四つ折 |
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水陸両用機が活躍した地方エアライン 水上機で温泉へ/祭りへ 日東航空は、大阪を中心に、南紀や瀬戸内方面への地方路線を運航していた会社です。日本では珍しく、小型の水陸両用機を使用していました。滑走路のない都市へも就航できる上、小型機ならではの小回りのきく運用がされていたようです。 この案内でも、徳島線は「阿波踊り期間中増発」ということで、通常の倍の便数の臨時便が紹介されています。 中小航空会社の宿命 こうしたローカル航空会社は、運航環境が現在ほど恵まれていなかったこともあり、たびたび事故が発生していました。やがて、合併による基盤強化が検討され、日東航空は昭和39年に他の地方ローカル航空会社3社と合併し、日本国内航空(のちに東亜国内航空への改組を経て、現:日本エアシステム)となりました。 |
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「白浜桟橋」などと書かれているように、大阪と名古屋以外は水上に離着陸していました。 |
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関連項目 内海に白い航跡を引いて−水中翼船の時代(南海汽船、1964年) 国産旅客機YS-11、空へ(日本国内航空、1965年) 星空を翔けたミッドナイト・フライト(日本国内航空、1969年) |
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