「時刻表歴史館」ホーム > 大戦−そして復興 > 日本交通公社(1952)
Express Tsubame 1952? カード式 列車別時間表
1952(昭27)年〜1953年?
日本交通公社
94mm×67mm 四つ折
東海道に特急復活

東京〜大阪8時間
 戦争の激化とともに運休となっていた特急列車は、意外に戦後まもなく、1949年(昭24)9月に復活しました。当初の列車名は時代の空気を反映して「平和」と名づけられていましたが、すぐに昔懐かしい「つばめ」に変更されることとなります。そして、長らく特急の代名詞として、オープンデッキタイプの展望車ともども颯爽と東海道を駆け抜けました。
 昭和20年代後半、日本交通公社や沿線の企業・施設がスポンサーになって、列車別に無料の時刻表が配布されていたことがありました。これは特急「つばめ」のものですが、中には東京から大阪までの絵地図に停車駅が描かれ、その脇に停車時刻が載っていました。
関連項目

超特急「燕」がデビュー(鉄道省、1930年)
西へのびる鉄道電化(日本国有鉄道、1956年−1962年)
東海道に「ビジネス特急」登場(日本国有鉄道、1958年)
世界に誇るシンカンセン(日本国有鉄道、1964年)
(目次に戻る) (サイトのトップへ)
(C) Copyright tt-museum 2001-2004. All rights reserved.