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(表題なし) 1956(昭31)年7月 NEW YORK CENTRAL (米) 227mm×103mm 48頁 |
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次世代の鉄道車両を目指して アメリカの鉄道は、数々の私鉄で構成され、それぞれ特色ある列車を運行していました。ニューヨーク・セントラル鉄道は最も有名な会社の一つで、ニューヨークからシカゴやボストンへ路線を伸ばしていました。 斬新な車両に夢を託して 1950年代に航空網が発展を遂げると、鉄道は次第に苦境に立たされていきます。こうした厳しい環境の中、鉄道は、バスや航空機の技術を応用した先進的車両に将来を探りました。左の表紙は、同社が運行した「アエロトレイン」(左)と「エクスプローラ」(右)という、軽量・高速車両が描かれています。 これらの車両は特殊な構造が災いし、試験的な短期間の運行に終わってしまいました。 |
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時刻表内部より、「エクスプローラ」型車両の時刻表と広告。 クリーブランド・シンシナチ間で「オハイオ・エクスプローラ」号として、1956年(昭31)の夏に運転されていました。 (上記時刻表のほぼ中央に表示。クリーブランド発6時45分、シンシナチ着12時15分) |
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関連項目 インダストリアル・デザインと機関車(ペンシルベニア鉄道、1939年) TEE−ヨーロッパに広がる国際特急網(西ドイツ国鉄、1958年) 東海道に「ビジネス特急」登場(日本国有鉄道、1958年) 鉄道黄金時代の終焉(アムトラック、1971年) |
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