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SOMMERFLUGPLAN (夏季航空時刻表) 1936(昭11)年4月 DEUTSCHE LUFTHANSA (独) 202mm×102mm 12折 中を見る |
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不安の中で世界が集った戦前最後のオリンピック 平和の祭典が政治宣伝の場に 1936年(昭11)8月、ドイツの首都ベルリンで第11回オリンピックが開幕しました。 当時はすでにナチスが全権を掌握し、その方針が国際非難を受けていた時代でした。そんな中での五輪開催は、何とか平和を維持したい国際社会の思いの反面、ナチスにとってはいわば「クリーンな」イメージを主張する、格好の宣伝でもありました。 日本人にとっては、「前畑ガンバレ!」の水泳の実況中継で有名な大会です。 欧州一帯へ伸びる路線網 これは、その年のルフトハンザ航空の時刻表です。表紙には五輪マークが描かれ、中の時刻表のベルリンの部分にも、「オリンピック大会 8月1日から16日」との記述があります。 同社は、表紙のユンカース・Ju 52型機などで、モスクワからロンドンまで、路線を伸ばしていました。 |
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関連項目 航空郵便が大洋を越えた(ルフトハンザ、1935年) 空飛ぶ巨鯨の栄光と悲劇(ツエッペリン飛行船会社、1935年-1936年) 時刻のない「時刻表」(ルフトハンザ、1940年) |
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