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近鉄時刻表 1950(昭25)年9月 近畿日本鉄道 128mm×183mm 24頁 |
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近鉄特急登場 愛称つき高速電車が疾走 戦前・戦中は伊勢神宮への足として、また名阪間の高速連絡で名を馳せた、関西急行鉄道改め近畿日本鉄道ですが、その看板列車とも言える特急は国鉄に先んじること2年、1947年(昭22)に名阪間に復活しました。特急には後に戦前には無かった愛称がつけられ、この時刻表にも、名古屋行き「すずか」・大阪行き「かつらぎ」といった名前が見られます。1948年(昭23)には伊勢特急も加わりました。 これは当時10円で販売された有料時刻表で、表紙は特急「かつらぎ」号のツートンカラーの明るい車両が向かってくる構図。今でこそ私鉄の有料時刻表は多数出版されていますが、当時としては珍しいのではないでしょうか。 近鉄特急は後に、2階建て車両「ビスタカー」が登場するなど、私鉄の有料特急の中ではトップクラスの水準を誇っているのは周知のとおりです。 |
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関連項目 私鉄黄金時代−伊勢まいりの高速電車(大阪電気軌道・参宮急行電鉄、1932年) |
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