「時刻表歴史館」ホーム > 大陸・南洋へ > 韓国鉄道管理局(1910) 南満洲鉄道(1923) 朝鮮総督府(1932-44) > 時刻表内容


 上段は、表紙の裏に掲載されている注意書き。車内での統制をとるために、各車両ごとに乗り合わせた乗客で班をつくることとなったようです。この記述の下には、「班員の心得」と「列車中の防空処置要項」という項目があり、敵機来襲時の対応方が書かれていました。

 下段は、朝鮮半島北部の私鉄の時刻表。「朝鮮無煙炭」という社名からうかがえるように、石炭を東部の元山(現在は北朝鮮の港湾都市)の港に輸送するための鉄道のようです。
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