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上は、米軍専用列車の運行区間図。西ドイツ一円と、ベルリンへの路線が運行されていたことがわかります。これ以外に、イギリス軍やフランス軍の専用列車もやはり同じような区間を運行していました。 右は、そうした軍用列車の中の代表格である、フランクフルト−ベルリン線の時刻表と編成表。郵便車2両、荷物車2両、1等車・食堂車各1両、寝台車6両(うち2両は曜日を限って連結)で編成されていました。 時刻表を繰ると、同様にアメリカの管理下にあった当時の日本と比べ、軍用列車の本数の多さが目立ちます。私の推測ですが、陸続きの欧州では、島国の日本とは違って陸軍力が幅をきかせていたからではないでしょうか。(軍用鉄道輸送は一般に陸軍の管轄) |
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