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班期時刻表 1971(昭46)年10月 中国民航 (中華人民共和国) 127mm×186mm 36頁 |
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竹のカーテンの向こうの翼 大河や砂漠を越えて 大戦後の中国の民間航空は、戦前からの流れを受け、アメリカ資本の入った会社も復活しましたが、1949年(昭24)に中華人民共和国が樹立された後は、ソ連の援助を受けながら国営企業の経営となりました。広大な国土面積や辺地の陸上交通機関の未整備といった背景から、1950年代にはソ連製の機体を使用して全土に航空路網が築かれることとなります。 簡素で無虚飾な時刻表 この時刻表は文化大革命の最中のものです。表紙の写真からは当時の熱狂が伝わりますが、意外にも同時代の鉄道時刻表のように、毛沢東の語録があちこちに書かれてはいません。航空の分野は、ソ連機を輸入したり西側諸国にも路線を伸ばすなど、国際的性格を帯びていたことや、労働者の乗り物ではなく特権階級のための交通機関であったという事情からでしょうか? また、使用機種の表示や広告は一切無く、華やかな宣伝に彩られた当時の西側社会と対照的な点が特徴です。 |
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国際線の運航曜日一覧表。開放政策以前のこの頃の国際路線は、非常に限られていました。 西側諸国でありながらアメリカに一線を画した独自外交を持つフランス。(法国) チベットの帰属・国境問題を抱えるインドに対抗する同盟国としてのパキスタン。(巴基斯坦) 香港を統治していた英国へは、路線はありませんでしたが、バイカウント型プロペラ機を購入するといった関係がありました。 この後、中国は日米などとの劇的な関係改善に乗り出し、航空路も世界中に広がっていくこととなりました。 |
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関連項目 中華人民共和国の成立と発展(人民革命軍事委員会鉄道部・中央人民政府鉄道部、1949年−1954年) |
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