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BOAC 1947/11 SPEEDBIRD ROUTE to INDIA PAKISTAN & CEYLON
1947(昭22)年11月
BRITISH OVERSEAS AIRWAYS CORPOLATION 
(英)
222mm×96mm 四つ折
悲願の独立を見届けた旧宗主国の時刻表

ガンディーの非暴力・無抵抗運動の末に
 長年、イギリスの支配を受けてきたインドでは、20世紀には民族主義的な運動が盛んになり、独立を求める機運が高まりました。その中心的人物がガンディーでした。
 第2次大戦が終結すると、イギリスは遂にインドの自治を認めることとなりましたが、宗教的な民族対立により、その独立はパキスタンとインドの分離という混乱に満ちたものとなったのです。

 これはその直後の、英国海外航空(BOAC)の時刻表です。パキスタンとセイロンが後から刷り込まれたようになっているのが、激動の時代を物語っているようです。


イギリスからパキスタン方面とインド方面への運航スケジュール。
当時、トリポリ(現・リビアの首都)はイギリス占領地、リッダ(現・テルアビブ)はイギリスの委任統治領・パレスチナでした。
「YORK SPEEDBIRD」というのは、爆撃機を元にしてつくられた、当時使用されていた機種です。
関連項目

揺れる「文明のふるさと」(パキスタン航空、1970年)
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