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時刻表 1948(昭23)年4月 日本交通公社・廣島支社 187mm×130mm 47頁 |
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引揚列車が郷里へ走る 「荒れた国土を平和な緑で」(巻末の標語から) 原爆で壊滅的な被害を受けた広島で、1948年(昭23)に発行された西日本版時刻表。表紙ににじむ緑と桃色が、将来への明るい希望を象徴しているようです。 一方この時代、大陸や南方から引き揚げてきた人々が、舞鶴や佐世保近くの南風崎(はえのさき)に上陸し、特別列車でそれぞれの故郷に帰っていきました。 この時刻表にも、そうした引揚列車の時刻が見られますが、九州から東京までは、実に2晩を要していました。 |
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昭和22年5月の時刻表より。南風崎から東京へ3往復の引揚臨時列車が走っています。 この項で紹介している、昭和23年4月の時刻表より。引き続き、引揚臨時列車が掲載されています。 早岐16:10発の上野行き8012列車、早岐1:22発の東京行き8018列車です。 |
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