「時刻表歴史館」ホーム > 大陸・南洋へ > 北海道紗那郡(1933) | |
北海道紗那郡 紗那村勢一斑 1933(昭8)年 北海道紗那郡 233mm×100mm 八つ折 |
|
北方領土への船便があった頃 北辺の島の記憶 紗那(しゃな)村は択捉(エトロフ)島西海岸中部にあった村です。各種の統計や村の地図が主体で、時刻表ではありませんが、今は"北方領土"として、近くて遠い存在になってしまった南千島への船便のスケジュールが掲載されている貴重な資料です。 厳しい自然条件の中で 根室出港後、国後島・色丹島に寄港し、夏季は択捉島西海岸へ、冬季は東海岸の単冠(ヒトカップ)へ向かう予定でした。夏と冬のルートの違いは、流氷の影響を考えてのことと思われます。 単冠は、1941年(昭16)12月、当時の連合艦隊がここに集結し、暗号電報「ニイタカヤマノボレ」を受けてハワイ・真珠湾攻撃に向かった歴史的な地となります。 |
|
(目次に戻る) (サイトのトップへ) | |
(C) Copyright tt-museum 2001-2004. All rights reserved. |