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	全国　フェリー　旅客船　航路時刻表 1972(昭47)年4月 日本旅客船協会 208mm×150mm　290頁
新時代の輸送機関・カーフェリーが続々登場 海のハイウエイ 　クルマ社会が一般化し、物流に人の移動に不可欠な手段になると、まだ高速道路が発展途上であった当時、長距離フェリーという新しい交通機関が登場しました。特に昭和40年代後半に入ると、各船会社は大型・高速のフェリーを建造し、航路が続々と開かれました。 新交通機関の登場の裏に時刻表あり 　これは、そうした時代の幕開けを受け、刊行が開始された時刻表です。日本の全航路を網羅しているわけではありませんが、特にフェリーの発着時刻・運賃と、のりば案内が詳しく掲載されています。 　フェリー時代開幕直後、石油危機で早くも苦境が訪れました。この時刻表には、淘汰と再編の結果消える前の会社や船が見られ、草創期の活気が伝わる貴重な資料です。
フェリー航路の開設とともに、港湾施設の整備も進み、神戸には大規模なフェリーターミナルが出来ました。 上は時刻表に掲載されているその案内で、一時間おきに各地へ出港している様子がわかります。
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