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増発列車時刻表 1968(昭43)年7月 大阪鉄道管理局 147mm×204mm 15頁 |
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帰省ラッシュと駅前テント村 ふるさとへの旅路は忍耐からはじまる 昭和40年代頃、帰省ラッシュの時に国鉄は様々な特別扱いをしていました。これはその内容について書かれている、臨時列車の時刻表です。特別な取扱いには、発駅着席券と呼ばれる座席の事前予約券の発行や、寝台車や一等車を外して自由席に付け替えることや、臨時に発車駅を分散させたり(首都圏であれば、本来上野発の列車を品川発にする)といったことがありました。 それらの中で、もっとも目立ったもののひとつは、仮設待合所の設営でしょう。当時、夜行列車の自由席に乗車する人々は、駅前に仮設されたテントに昼間から並んで乗車を待ち、発車前にようやくホームへ誘導されて乗車したものでした。 この時刻表の表紙にも、「大阪駅前にテント待合所開設」と書かれています。 |
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大阪駅では東口と西口の2箇所に、方面別に待合テントが仮設されていたようです。 他に、自由席での着席を保証する「発駅着席券」が、事前申し込み先着順で発売されたりしていました。 |
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