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Air-Shuttle Schedule 1967(昭42)年10月 EASTERN AIRLINES (米) 140mm×83mm 四つ折 |
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待たずに必ず乗れる飛行機「エア・シャトル」 航空旅行の究極の大衆化 戦前は、「飛行機は贅沢な乗り物である」という時代が続きました。しかし戦後になり、機材の大型化や中古機の大量供給にともなう収容力の増大と低運賃化は、特にアメリカで航空旅行の大衆化に拍車をかけました。そして大衆化の究極のゴールは、バスと同じように、予約なしで乗りたい時に乗れるという仕組みですが、それを遂に実現させたのが、アメリカ東海岸を中心に飛んでいたイースタン航空です。 「エア・シャトルなら、あなたは一日中いつでも予約済み」 1961年(昭36)4月、ボストン−ニューヨーク−ワシントンという、北米東海岸で最も人口の稠密な地域を結ぶ路線に、「エア・シャトル」便が就航。これには以下のような特徴がありました。 1、朝から夜まで1時間(2時間)おきに出発。 2、事前予約不要、空港に来るだけでOK。運賃は機内で支払う。 3、一機で運べない時はその場で続行機が仕立てられるので、あたかも予約していたのと同じく希望便に必ず乗れる。 この、航空業界の歴史に残る革命的コンセプトは大当たりし、のちに他の航空会社でも同様の便が運行されることとなりました。 イースタン航空自身は、北米最大のマーケットを背景に抱えながら、長距離国際線を持たなかったことも災いし、規制緩和時代に倒産し、消滅してしまいました。 |
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時刻表の内部より。左はシャトル便の特徴の解説。右はニューヨーク発ワシントン行きの時刻表。 当時は新鋭のDC-9-30型ジェット機を主体に運行され、プロペラのエレクトラ機が一部に入っていました。 日本でも近年、「東京−大阪シャトル便」が運航されていますが、予約不要・続行機運航までは行われていません。 |
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