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新宿−片瀬江ノ島 夏季時刻表 1963(昭38)年7月 小田急電鉄 186mm×87mm 二つ折 |
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江ノ島へ−小田急の夏の風物詩 炎暑の都会から涼を求めて 今も昔も江ノ島と言えば海水浴のメッカですが、かつて1952年(昭27)から1963年(昭38)にかけて、夏になると小田急は海水浴客向けに、箱根行き本線の特急車両を活用した臨時急行列車を走らせていました。これは、その時刻表です。 江ノ島線の臨時は、翌1964年(昭39)3月より特急として定期化され、「えのしま」という統一された愛称がつけられましたが、この時刻表の当時には「かもめ」「ちどり」「かたせ」「しおじ」といった趣深い愛称が各種みられました。 もうひとつ、小田急江ノ島線の夏の風物詩といえば、「納涼ビール列車」でした。この臨時電車では車内でビールの販売が行われ、大都会・新宿の熱気を離れ、開け放した窓から愛称どおり「すず風」の吹き込む車内で一杯やれた、古き良き時代でした。 |
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