「時刻表歴史館」ホーム > 変わりゆくアジア > コンチネンタル・ミクロネシア航空(1968)
Air Micronesia 1968/10 Timetable and Fare Information
1968(昭43)年10月
CONTINENTAL AIR MICRONESIA
 (米)
228mm×102mm 三つ折
戦場となった島々の新しい夜明け

南の島に平和が戻った
 サイパンやパラオの属するミクロネシアの島々は、日本の国連委任統治領としての時代を経て、太平洋戦争中は激戦地となりました。戦場の島は戦後、国連信託統治領として、アメリカの支配下におかれることとなります。

島々を結ぶ足として
 島々の点在するこの地域には、エア・ミクロネシアが設立されました。この運航開始直後の時刻表では、沖縄からハワイに至る本線の他、飛行艇による支線もあり、地域の足として欠かせない存在であることがうかがえます。


日付変更線の東西を行き来するような複雑なフライトが特徴的です。
(日曜朝ハワイ発→月曜午前マジュロ着→日曜昼クエジェリン着→月曜夕方サイパン着)
時刻が現地時間(LT)と世界標準時(GT)が併記されているのは、そのためでしょうか?
 ちなみに、機種欄の「SA-16」は飛行艇です。
(目次に戻る) (サイトのトップへ)
(C) Copyright tt-museum 2001-2005. All rights reserved.