企画展 羽田空港半世紀の歴史
私は長らく関西在住でしたが、羽田空港は常に憧れでした。伊丹の大阪空港にも国際線は発着していましたし、万博を機に一新されたターミナルビルは偉容を誇っていますが、心の中にはなぜか羽田がありました。 空港へ向かうアプローチは、モノレール。それも東京タワーという、まさに東京、いや成長時代の日本を代表する景観を背景にスタートします。そして辿りつく空港の賑わい。国際線の機体がひしめく向こうには東京湾が広がり、遥かなる海外への思いをかきたてます。 羽田が日本の表玄関だった頃をナマで見ていないだけに、そうした時代の様子を探りたいという思いが、私を羽田空港の歴史に注目させた原動力かもしれません。 |
|
写真は、1959年(昭34)頃の国際線駐機場の夜景。パンナムとSASのDC-6B、奥に日航のDC-7Cが見える。 (撮影者不詳。某団体の放出した資料写真中の一葉。) [ 展示室に入る ] [ 館内案内に戻る ] [ サイトのトップへ ] |